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手土産を渡すタイミング

よそのお宅をこちらが訪問した場合、ギフトを渡すタイミングは難しい。持っていることが相手に見えているのだから、さっさと渡してしまいたくなる気持ちはわかるが、これはマナー違反。まず挨拶が先だ。部屋に通してもらい、和室ならきちんと座って、おじぎまですませたあとに渡すのが礼儀。初めてのお宅であれば「お近づきのしるしに」といってから、何度目かの訪問であれば「ご挨拶がわりです」といってから差し出す。そのとき「どうぞお納めください」の言葉も添えれば完璧だ。しかし、そうはいっても、それではいけない場合もある。たとえば切り花のような生花、あるいは生鮮食品など水気を含んだもの、冷凍・冷蔵品は、座敷や居間に上がる前に、相手に渡した方がいいだろう。その際は、「田舎から届いたものですが」とか、「暑いからアイスクリームでもと思って」などの言葉を添えるのを忘れないようにしたい。

昇進・栄転祝いはめでたいこと

部下や同僚、上司の昇進・栄転祝いには贈る品物は、ハンカチや名刺入れなど記念になるものを選ぶといいでしょう。お酒好きな方ならばワインや地酒、ブランデーなども喜ばれます。転勤が迫っている相手の場合は、あまり荷物にならないものを選びましょう。祝儀袋は、のし付きで、紅白の蝶結びの水引付きのものを選び、表書きには「御祝」「祝御昇進」「祝御栄転」「御昇進祝」「御栄転祝」「御賤別」と書きます。昇進・栄転祝いはサラリーマンにとって、とてもめでたいことなので、是非とも盛大にとり行ってもらいたいものである。そして、身内が昇進・栄転する場合には、ご近所さんに「内祝い」として、家に招いてパーティーを開きましょう。

七五三はどんな時でも祝ってよい

喪中にはお祝いごとをしないというのが、いまだに残る日本の風習。父親が亡くなったので結婚を延期したなどという話も聞く。ただし、七五三のお祝いは別。もし、七五三を迎える子供のいる家庭にご不幸があって忌明けがまだなら、その年の祝いを中止したのかどうか、さりげなく尋ねるとよい。普通は当日に祝わなくても、日延べしたり、翌年に繰り越すことが多いので、「祝いはいつなさるの?」というような聞き方にする。ただし、不幸があった年にちょうど7歳だったので、お祝いをしなかったという家庭もあるかもしれない。しかし、順調な子供の成長を祝うセレモニーが七五三なのだから、知っていればお祝いを贈ったほうがいい。そして、お祝いを贈られたほうはお返しをしたほうが好まれるだろう。

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